2秋葉三尺坊大権現と火伏せ信仰
Q9秋葉三尺坊大権現とはどんな神さま・仏さまですか。
火難除けの守護尊として古くから信仰されてきた方です。火防(ひぶせ)のほか、家内安全・商売繁盛・厄除け・開運のご利益があるとされています。神仏習合の信仰で、「権現」とは仏さまが仮のお姿で現れたもの、という意味です。
Q10「三尺坊」とは何ですか。
曹洞宗として再興された開山和尚様(お寺を禅寺として開かれた和尚様)のお徳を聞き、秋葉大権現さまが仮のお坊さん姿となり、「三尺坊」の名で修行を積んで悟りをひらき、神通力を得たと伝わります。天狗のお姿で表されることが多く、白狐に乗った姿で描かれます。
Q11「日本最古唯一の秋葉出現の霊場」とはどういう意味ですか。
寺伝では、そのはじめは、宮簀媛命が日本武尊より預かった草薙剣を奉じて熱田神宮を造営された際に大火が起こり、それをお救いし、中部地方の平定を助けたのが秋葉大権現さまであったと伝わります。それより「秋葉社」をお祀りし、それが今のこのお寺となりました。
Q12静岡の秋葉山(秋葉山本宮秋葉神社・秋葉寺・可睡斎)とは関係がありますか。
秋葉信仰という点では同じ流れにありますが、当寺は三尺坊さまご出現の由緒を独自に伝える霊場です。どちらが本家かということより、それぞれの地で火伏せを祈ってきた歴史として受け止めていただければ幸いです。
Q13天狗は怖いものではないのですか。
昔話では怖い存在として描かれることもありますが、秋葉の天狗さまは、火や災いから人々を守ってくださる力強い守り神です。
Q14東京の「秋葉原」と関係がありますか。
はい、名前の由来はつながっています。明治時代、東京で大火が続いたため火伏せの秋葉さまが祀られ、その周辺が「秋葉の原」と呼ばれたのが地名の始まりです。
Q15火伏せのご利益は、今の時代にも意味がありますか。
昔の「火」は住まいを一瞬で奪う最大の災いでした。今は火事だけでなく、家庭や仕事の中の「燃え広がるもめごと」や心の怒りの火も、鎮めたいものではないでしょうか。お参りを、日々の火の元と心の火を見つめ直すきっかけにしていただければと思います。
3お参りの作法
Q16お寺では手を叩いてよいのですか。
圓通寺の本堂では基本的に拍手(かしわで)は打たず、静かに合掌して一礼します。ただ、秋葉さまは神仏習合の信仰ですので、秋葉堂では二礼二拍手一礼でも結構です。作法を気にしすぎず、心を込めてお参りいただくことが一番です。
Q17お参りの順番はありますか。
山門で一礼 → 手水で手と口を清める → 本堂 → 秋葉堂の順がおすすめです。お線香やろうそくがあればお供えし、合掌してお参りください。
Q18お賽銭はいくら入れればよいですか。
金額に決まりはございません。ご縁(5円)にこだわる必要もなく、お気持ちで結構です。お賽銭は「願いごとの代金」ではなく、自分の執着を手放す布施の修行とされています。
Q19お賽銭は投げ入れてよいですか。
そっと入れていただくのが丁寧です。
Q20何をお願いすればよいですか。
何をお願いしても構いません。あわせて日頃の無事への感謝をお伝えいただくと、自然と心が落ち着くものです。
Q21帽子やサングラスは取るべきですか。
お堂の前でお参りする時だけで結構ですので、お取りいただけると丁寧です。
Q22写真を撮ってもよいですか。
境内での撮影は構いません。堂内のご本尊、ご祈祷中の撮影、他の参拝者が写り込む撮影はご遠慮ください。
Q23ペット連れでお参りできますか。
人が混み合う場所やお堂の中へはご遠慮ください。広い場所ではリードをつけていただき、他の方のご迷惑にならないようお願いいたします。
Q24喪中でもお参りしてよいですか。
いろいろな説があり決まりはありませんが、秋葉堂へのお参りは喪中はご遠慮いただき、喪が明けてからお参りください。
Q251日に複数の寺社をお参りしても大丈夫ですか。熱田神宮の後でもよいですか。
まったく問題ございません。神さま仏さま同士がけんかをすることはありません。
4ご祈祷・ご供養
Q26どんなご祈祷をお願いできますか。
火防守護、家内安全、商売繁盛、厄除け、交通安全(車祓い)、身体健全、合格祈願、安産祈願などを承っております。
Q27予約は必要ですか。
当日受付も可能で、事前のお電話でのご予約も承っております。行事の日や年末年始は混み合い、受付できない日がございますので、お電話(
0120-560-566)でお問い合わせください。
Q28ご祈祷料はいくらですか。
個人様5,000円より、団体様8,000円より承っております。詳しくはホームページ等でご確認ください。
Q29お金はどのように包めばよいですか。
白い封筒か、のし袋に「御祈祷料」とお書きください。封筒がなくても受付でお受けいたします。
Q30どのくらい時間がかかりますか。
時期にもよりますが、およそ15分程度です。
Q31服装に決まりはありますか。
普段着で構いません。極端な露出を控えていただければ十分です。
Q32本人が来られなくてもご祈祷してもらえますか。
はい、ご家族の代理や郵送でのお申し込みも承っております。
Q33車のお祓い(交通安全祈願)はできますか。
できます。
Q34会社や店舗の火伏せ祈願、出張祈祷はお願いできますか。
出張祈祷は基本的に承っておりません。工場・飲食店・事務所などの火防祈願、竣工・地鎮については、ご相談いただいてから判断させてください。
Q35厄年はいつですか。
数え年で男性は25・42・61歳、女性は19・33・37・61歳が本厄とされ、その前後が前厄・後厄です。「気をつけて過ごすための節目」とお考えください。
Q36水子供養、ペット供養はしてもらえますか。
ご事情はそれぞれです。お一人で抱えず、まずはご相談ください。
Q37古いお札やお守りはどうすればよいですか。
当寺でお受けしたものは、納札所にお納めください。お焚き上げいたします。他の寺社のものは、できればお受けになった所へお返しください。
Q38人形や写真、遺品の供養はできますか。
お受けできるもの、できないものがございます。まずはご相談ください。
6火渡り神事(秋葉大祭)
Q48火渡りはいつ行われますか。
毎年12月16日の秋葉大祭で、夜7時頃から行います。開始時刻はお参りの状況などでどうしても前後しますので、時間に余裕を持ってお越しください。雨天時は、少雨であれば行います。ただし当日の判断によります。
Q49どんな行事ですか。
境内で約7m四方の大護摩を焚き上げ、その後、燃える火の上を素足で渡り、一年の火難消除と無病息災を祈る行事です。
Q50なぜ12月16日なのですか。
三尺坊大権現が修行し悟りを開き、その本来のお姿をあらわした日であり、永遠に当山をお守りする誓いを立てられた日でございます。
Q51一般の人も渡れますか。
はい、その場にお越しいただければ、どなたでもご参加いただけます。本年より、お渡りになる方には祈願料としてお一人 1,000円をお納めいただきます。
Q52本当に熱くないのですか。やけどしませんか。
行者が加持をして火床を整え、安全に配慮して行っております。ただし火を扱う行事ですので、行者の指示に必ず従ってください。心配な方は無理をせず、見学やお参りだけでも十分なご縁です。
Q53子どもや高齢者も渡れますか。
年齢制限はございません。小さいお子さまは保護者同伴でご参加いただけます。体調や足にご不安のある方はご遠慮ください。
Q54何を持っていけばよいですか。
素足になりますので、足を拭くタオル、脱ぎやすい靴、燃えにくい衣類をご用意ください。化繊の衣類はご遠慮ください。
Q55見学だけでもよいですか。混みますか。
もちろん見学だけでも結構です。例年多くの方がお越しになりますので、公共交通機関でお早めにどうぞ。
Q56撮影してもよいですか。
撮影は構いません。フラッシュや三脚のご使用は、当山関係者か火渡り行者の許可を得てください。ドローンは安全のため飛行をお断りしております。
Q57屋台は出ますか。
出ます。
Q58護摩木に願いを書くことはできますか。
護摩壇の木には書けません。願い事をする護摩木は授与所にございます。
11年代・立場別の質問
子ども向け(やさしい言葉で)
Q77お寺には何がいるの?
仏さまと、火事から守ってくれる天狗の神さま「秋葉さま」がいるよ。
Q78天狗って本当にいるの?
目には見えないけれど、「火に気をつけよう」「みんなを守ろう」という気持ちの中にいる、と昔の人は考えてきたんだよ。
Q79お坊さんはどうして頭をそっているの?
おしゃれや見た目にとらわれず、修行に集中するためだよ。
Q80どうして鐘をつくの?
ゴーンという音で、心の中のもやもやや、悪い心を払うためだよ。
若い世代
Q81恋愛成就や就職のご利益はありますか。
特定の「縁結び専門」ではありませんが、開運・厄除けのご祈祷で新しい門出を祈ることができます。ご縁は、自分の心の火を整えることから開けます。
Q82SNSに投稿してもよいですか。
歓迎いたします。他の参拝者のお顔が写らないよう、ご配慮をお願いします。
高齢の方
Q83足が悪く、お堂の中で正座ができません。
椅子をご用意しております。どうぞ遠慮なくお申し付けください。
Q84自分の葬儀やお墓のことを相談できますか。
はい、檀家でない方のご相談も承ります。
外国の方(英語掲示用の短文)
Q85Can anyone visit? / 外国人も参拝できますか。
Yes. Everyone is welcome, regardless of religion or nationality. Please bow and join your hands quietly in front of the hall.
Q86What is Akiba Sanjakubo? / 秋葉三尺坊とは。
A protective deity against fire, often depicted as a tengu (mountain spirit). People pray here for fire prevention, family safety and good fortune.
Q87Can I join the fire-walking ceremony? / 火渡りに参加できますか。
Yes, on December 16th each year. A prayer fee of 1,000 yen per person is required to walk. Please follow the instructions of the priests.